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27 / 01 / 2022
TENCEL™誕生30周年:持続可能な繊維の革新の歴史
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27 / 01 / 2022
TENCEL™誕生30周年:持続可能な繊維の革新の歴史
  • この偉業はTENCEL™のサプライチェーンパートナーの長期にわたる信頼、信用、サポートにより実現
  • ポジティブな変化を推進し、テキスタイルおよびファッション・テキスタイル産業におけるゼロカーボンを育成
  • 年間を通して「Feel Good Fibers Since 1992」のテーマに沿った活動やイベントを展開

2022127日、レンチング – 持続可能な繊維の革新をもたらしてきたレンチングの主力繊維ブランドTENCEL™(テンセル™)は今年で発売から30年を迎えます。1992年に登場して以来、テンセル™ブランドは、繊維業界のバリューチェーン全体において企業がより環境に配慮した方法を採用するよう支援してきました。

レンチング・グループ取締役会メンバーであるRobert van de Kerkhofは次の通り述べています。「30年前にテンセル™ ブランドを立ち上げて以来、弊社は常に繊維業界のソリューションプロバイダーになろうというビジョンを描いていました。業界全体がより一段とサステナビリティと透明性を追求する方向にシフトしていく中、テンセル™は2018年にその活躍の場を業界の舞台裏から表舞台へと移りました。当初は繊維だけの提供だったのを、デジタル技術の開拓へとその提供範囲を広げてきました。これまでに、テンセル™ブランドは、世界のファッションやホームテキスタイルのトップブランドに高品質のサステイナブルファイバーを提供する「信頼できるプロバイダー」として、業界全体の期待に応えてきました。私たちはこの30年というマイルストーンを達成することに大きな喜びを感じており、次の30年も引き続き革新を推進し、より強固なパートナーシップを構築していくことを楽しみにしています」

サプライチェーンの透明性を実現するデジタルテクノロジー

2018年より、テンセル™は消費者にとってより身近な原料ブランドへと刷新しました。この成功は、これまでに実施したさまざまな消費者向けキャンペーンでコラボレーションしてきた、世界の300以上のブランドパートナーとの実績によく現れています。2021年にローンチした、持続可能な繊維生産者による初のEコマースチャネルである「TENCEL™ eShop」は、テンセル™とブランドパートナーとの強力な関係を示すものであり、消費者が情報に基づいた購入を行えるように促すための取り組みを証明するものです。

テンセル™ブランドは「デジタルファースト」戦略の一環として、繊維を生産していくうえでの環境への影響を低減するために、独自の技術に多額の投資を行い、ステークホルダーの持続可能性をサポートするためのプラットフォームを開発してきました。繊維識別技術の導入から、レンチングeブランディングサービスのプラットフォームを介して提供される生地認証およびライセンスサービスまで、テンセル™ブランドは、サプライチェーン全体の透明性を高める原動力となってきました。

これまでのテンセル™ブランドの実績は、サプライチェーンパートナーの皆様のたゆまぬ信頼、信用、サポートのたまものであり、これらがなければ、このマイルストーンは実現できなかったでしょう。今後も、工場、繊維メーカー、ブランド、および非政府組織との部門を越えたコラボレーションは、テンセル™にとって優先事項であり、サプライチェーンの透明性と繊維産業のデジタル化の実現を支援していきます。

「TENCEL™ ブランドのリヨセル繊維で作られた最初の商品は1992年に日本の伊勢丹百貨店で発売されました」

と、豊島㈱の元常務で現在は日本エース㈱取締役相談役の小島幹人氏は振り返ります。

豊島(株)はTENCEL™ブランドと協力して、TENCEL™リヨセル繊維を使用したユニークで新しいテキスタイルを開発してきました。最近では、TENCEL™×REFIBRA™と、豊島独自のトレーサブルなトルコのオーガニックコットンであるTRUECOTTONⓇとのブレンドなど、継続して新商品を開発。レンチングの支援を受けながら、日本の繊維産業の川上から川下まで確固たる地位を築いています。

ジーニアス・グループ(Genius Group)の創設者でありプレジデントのAdriano Goldschmiedは次の通り述べています。「テンセル™のサーキュラリティ(循環性)と低炭素排出のソリューションは、ファッションにおけるエコ戦略の答えです。私がテンセル™ブランドに出会ったのは約30年前、デニムにもっとフェミニンでフレンドリーなスタイルを与えたいと考えていたときでした。テンセル™に感銘を受けた私は完全なコレクションをデザインし、テキスタイルとデニムの業界に革命を起こしました。快適さと持続可能性の両方を兼ね備えていることがマストである今の時代に、テンセル™ブランドの繊維は欠かせません」

カーボンゼロな繊維産業への道筋を示す

テンセル™ブランドは、サプライチェーンの透明性を促進するだけでなく、2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量のネットゼロを目指しています。2020年には、業界初のゼロ・カーボンなテンセル™ブランド繊維を発売し、このゼロ・カーボン製品は2021年にREFIBRA™技術を用いた繊維へとすぐさま拡張されました。レンチングは、消費者ブランドからの特殊繊維の需要の高まりを見込んで、積極的な成長計画で生産能力を強化してきました。こうした成長は、2022年初頭にタイで開設予定の世界最大のリヨセル生産施設の操業開始によってさらに進む見通しです。

レンチングのグローバルテキスタイル事業担当副社長のFlorian Heubrandnerは次の通り述べています。「2022年、当社は引き続き繊維業界とファッション業界に変化をもたらすカーボンゼロイノベーションの実現に注力してまいります。次の10年間で、2050年のビジョン実現に向けて、持続可能性を重視したイノベーションがさらに発表されるでしょう。過去30年間ともに取り組んできてくださったパートナーやスタッフの皆様に感謝するとともに、次の30年間のさらなる成功を楽しみにしています」

レンチングのマーケティング&ブランディング担当グローバル副社長を務めるHarold Weghorstは次の通り述べています。「30年の節目を記念して、テンセル™ブランドは、『Feel Good Fibers Since 1992』キャンペーンの一環として、ブランド、従業員、消費者の変革を促す一連の活動をグローバルに開始します。パートナーの皆様のサポートがなければ、これまでの成功はありませんでした。パートナーの皆様には心から感謝申し上げます。今後も引き続き『#MakeItFeelRight』のようなデジタルキャンペーンや、『TENCEL™×』のようなパートナーキャンペーンなどの取り組みにより、ブランドパートナーや消費者のサステナビリティへの道のりをサポートしていきます」

2月以降、「Feel Good Fibers Since 1992」というテーマを掲げたテンセル™の30周年記念イベントがTENCEL™.com上で開催します。ワクワクするようなコンテンツやパートナーとの施策をさまざまな地域やチャネルを介して提供する予定です。


この発表に関連する画像は、 こちらからダウンロードできます。

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