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2021年10月19日、レンチング – レンチング・グループは、TENCEL™ブランド(以下テンセル™)のマットなリヨセル繊維を導入し、デニム業界向けの持続可能な製品を拡大します。この新しいタイプの繊維は、光を拡散させ、デニムの用途で永久的に光沢を抑えるよう特別に設計されており、インディゴ染めのデニム生地の汎用性をさらに向上させます。
レンチングAGのグローバル・ビジネス・デベロップメント デニム&アメリカのディレクターのTricia Careyは次のように述べています。「繊維生産のリーダーとして、当社はお客様や工場パートナーの皆様と緊密に連携を取り、製品ニーズにお応えしています。パートナーの皆様より、光沢の少ないデニム生地という選択肢を求められており、この度のマット・テンセル™リヨセル繊維は要望に応えた結果です。この繊維を製造するための革新的な生産プロセスを導入することで、インディゴの用途の新たな標準を確立してまいります」
環境に配慮した認証でデニムのルックをさらに改善
ファッショントレンドが移り変わる中、デニム製品は常にクローゼットの必需品となるアイテムです。ブランドは、常に消費者のファッションスタイルに合うと同時に持続可能性を向上させるような新しいデニムコレクションを発表しようと努めています。レンチングは、植物由来の原材料と生分解性のセルロース繊維を使用することで、完全な持続可能性を推進する最前線にいます。
機能性と美しさを兼ね備えたマット・テンセル™リヨセル繊維の導入により、デニムデザインの汎用性が高まり、そこから生み出される生地と衣服のエコロジカルフットプリントが削減されます。資源効率の高い、クローズドループ生産プロセスを採用したこの新しい繊維は、標準的なテンセル™リヨセル繊維の快適性を維持しつつ、肌に触れる際に滑らかな仕上がりを実現する一方、そのダークなインディゴ染めの生地は、光沢を消した深みのある味わいになっています。
Advance Denim(中国)、Artistic Fabric Mills Pvt. Ltd(パキスタン)、Arvind Limited(インド)、Kipas Denim(トルコ)、KG Denim Limited(インド)、Panther Denim/Tat Fung(中国)、Textil Santanderina(スペイン)などのグローバルな工場パートナーとのコラボレーションのもと、Kingpins Digital Showで新しいマットなテンセル™リヨセル繊維を発表出来ることを誇りに思っています。
透明性を高めてデニムの持続可能性を実現
レンチングは、繊維識別テクノロジーを提供することですべてのテンセル™ブランド繊維を物理的に識別し、生産プロセスの責任を負います。新しいマット・テンセル™リヨセル繊維は、このテクノロジーを使用しているため完全に追跡可能であり、使用する原材料が責任ある資源に由来することをブランドと消費者の両方に保証します。長期的には、すべての当事者が情報に基づいた意思決定を行うことで、デニム業界全体の持続可能性の向上につながると考えています。
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